築12年の家
2回目の木部塗装工事と初回のモルタル壁の外装工事を行いますが、木部やモルタル壁が傷んでいることが多く、十分な下地処理が必要になるのが普通です。 延床面積100㎡の家の場合、足場の組み立てから木部・モルタル壁の塗装まで、下地処理に若干の費用をみるので、約80万~95万円です(シリコンセラミック系)。 屋根の点検や塗装も、外装塗装と同時に行うといいでしょう(周辺環境や施工の品質によっては日年過ぎても塗装が必要ない ものもあります)。 100㎡の場合、約25万円から。 複雑な形状の屋根は割高になります。 庭の湿気の状態もチェックしましょう。 雨水の排水が悪くないかどうか、いつも土が湿っていないかどうか、などです。このような状態が認められれば、雨水や湿気が床下にも入っている可能性があります。 対策としては、雨水が床下にたまらにように排水路をつくり、外溝に流します。排水路の工事は、10mで材工込み約6万円です。 縦どいが排水マスに届いておらず、基礎周辺にたれ流しの場合は早急に直しましょう。 縦樋1カ所4m以内で材工込み約2万円です。 屋内では、キッチンやリビングの壁クロスの張替えと、キッチンの天井の張り替えを行います。 天井の張り替えは6畳間で約3万~4万円です。
高齢者対応(手すりを取り付ける必要を感じたら)
築10年を超えたら、高齢者が住んでいる場合はもちろん、二世帯住宅でも安全手すりを部屋に取り付けることを考えましょう。 浴室に2~3カ所、トイレに1カ所、そのほか玄関の壁や階段などに必要です。 注意したいのは、手すりを取り付ける壁の下地です。厚さ9mm以上の合板の場合(壁の下地補強の場合)は問題ありませんが、石膏ボドや薄い化粧板、だと強度がないので、手すりはそのままでは取り付けられません。 うまく間柱の位置に合えばいいのですが、どうしても取り付けられない場合は、石膏ボードや薄い化粧板を一度撤去し、壁の中に補助板を打ち付けた上で新しくクロスを張り、将来はそこに手すりを取り付けます。
築15年の家
基本的なチェック項目は同じです。 ただ、この時期になると大規模なリフォームをしてみたくなります。 また、キッチンやトイレなどに不満が出るころです。 キッチンの改装をするなら、合わせてリビングの改装を行うのが理想的です。 トイレも10年以上経つと便器の変色、臭いが気になってきます。全面改装を考えるときです。 給水・給湯については、朝一番の水道水から赤サビが出るようなら危険サインです。 建物内の配管の総取り替えを行うと、約20万~30万円です。 築日年はまた、屋根の葺き替えを考える時期です。 カラーベストの葺き替えは材工込みで100㎡約80万円が目安です。 そのほか、古いカラーベストの撤去処分費が約25万円かかります。 長い間、屋根材が損傷したまま放置していると、野地板が腐食していることもあります。 屋根の悪い所はその都度、すぐに直すのが費用の削減にもなります。 外装のサイデイング工事も検討の時期です。ただし、サイディングは土台や柱の状態をよく調べ、壁と土台を万全にしてから行うことを忘れずに。 難しい工事なので業者選びは慎重にしなければなりません。
築10年を超えたら台規模リフォームの時期
築10年を超えると家族構成も変わり、思い切ったりフォームを考える時期にさしかかります。 また、高齢者対応リフォームとして、手すりの設置などを考えましょう。