各メーカーとも2007年から値上げ傾向
キッチンのリフォームの概算予算は、メーカーや機種によっても異なりますが、目安としてスタンダードタイプの例を提示しておきます。 壁付けタイプから、対面式キッチン(間口2400m)に変更し、壁側に食器棚と吊り戸棚を設置した場合、工事費込みで約150万円です。 これに食洗機をつけると約15万円アップ。 クッキングヒーターにすると約25万円アップ。 200ボルトをブレーカーから直結する費用は約2万円、IH200ボルトの分電盤がない場合はさらに約8万円アップとなります。 なお、各メーカーとも2007年から売れ箪商品の価格を引き上げる傾向にあるようです。
使ってみると不便を感じることも多い
最新のキッチンにしたのはいいけれど、使ってみると不便さを感じるのも、キッチンのリフォームの難しいところです。 たとえば、作業台を高めにしたら、コンロで鍋やフライパンを使うときに腕が疲れる。 IHHクッキングヒーターの使い方をおばあちゃんが覚えられない。 シンク下に設置した食洗機から食器を取り出すときに中腰にならないといけないので不便・・・。 キッチンの設計には細かい配慮が必要です。ほんの数センチの違いで使いにくくなったり、ちょっとした棚の位置で収納力が変わったりします。 より快適なキッチンを望むなら、インテリアコーディネーターやキッチンコーディネーターなど、キッチンに強い専門家に相談するとよいでしょう。
見落としがちな配管工事と電気工事
システムキッチンは年々改良が進み、より機能的で、デザイン的にも美しくなっています。 ガス台は掃除がしやすいタイプになり、IHクッキングヒーターも増えてきました。 収納は一扉式から引き出し式になり、ものの出し入れが便利に。 また、壁面はタイルではなく目地のない耐熱性パネルになり、レンジフド(換気扇)は大型化して吸引力がアップ。 食洗機の性能もアップし、洗い乾燥の時間が短縮されるようになりました。 ショールームに行くと充実した商品を見て夢が広がり、ついあれもこれもとなりがちですが、見積書を見ると予算オーバーとい うことになりかねません。 気をつけないといけないのが、ショールームでの見積書は、あくまで商品と取り付け費のみだということ。 配管工事と電気工事の見落としには気をつけてください。 壁側にあったシンクを対面式にして部屋の中央に持ってくる場合、給水、給湯、排水それぞれの配管工事がからんできます。 また、食洗機やIHクッキングヒーターなどを入れた場合には、電気工事が別途必要になることがあります。 キッチンのリフォームでは、このあたりが落とし穴になるので要注意です。