マンションの洗面所は、換気も考慮する

洗面所のリフォームは、浴室、トイレに比べると比較的単純なことが多いでしょう。
幅90cmの洗面化粧台に幅初叩のキャビネットを設置するケースで、材工込みで約25万円ほどです。

ただ、マンションでは少し工夫してみてもいいでしょう。
マンションは広さが限られており、構造にかかわらない間仕切り壁を取り除いたりして、洗面室とトイレ、浴室を一体的にプランニングしてみるのです。

その際、換気に注意してください。 古いマンションでは洗面室に換気扇がない場合が多いようですが、意外と湿気がこもるので、天井にダクト式の換気扇をぜひ設けたほうがいいと思います。
天井、間仕切り壁の解体と新たな造作は、廃材の処分費込みで約12万円。
天井ダクト式換気扇は浴室・トイレのダクトにジョイン卜すれば約2万5000円です。

なお、トイレの便座や洗面化粧台は、各メーカーとも2007年から価格を引き上げています。
多少、ここで算出した価格より高くなるかもしれません。

トイレ交換は見えない部分に注意

トイレのリフォーム用製品も、メーカーの技術革新がめざましく、非常によいものが開発されています。

たとえば、床下の排水パイプの位置に合わせて設置できる製品が生まれたことで、床工事や排水工事をしなくても交換できるようになりました。
洋式トイレで排水・配管がそのまま、コンセントもある場合、暖房洗浄便座の取り付けは、商品代と簡単な水道の工事代のみとなり、10万円以内ですみます。

ただ、洋式トイレでも通常は、コンセントの電気工事、床の大工工事とクッションフロア工事、壁のクロス工事などがあり、排水管の位置に合わせてスライドするリフォーム用便器(スタンダード)でも、材工込みで約25万円はかかります。
和式トイレを洋式トイレに改装する場合は、もっと大がかりになります。
古い便座やタンクを撤去処分し、排水・配管を移設したり、撤去した後の壁穴を補修したりしなければならず、スタンダード便器を使っても材工込みで約40万円です。

さらに、トイレの中に収納や手洗いを設置し、暖房洗浄便座を取り付けた全面改修になると、約50万円です。
トイレのリフォームは、見積もりの値段の安さだけで決めると、後で問題が起こることがあります。
特に20年以上経過している場合、床下を開けると排水管の接合部から汚水漏れが起こっていたり、土台や基礎に問題が発生していたりするかもしれません。
リフォーム時には、こうした点のチェックを同時に行いたいものです。