外壁塗装は適切な時期に

建物の外部の建材(木部やモルタル壁)は、塗装による”度膜”で守られています。
この”皮膜”は、風雨や日射によって年月とともに弱くなっていきます。
適切な時期に塗装をし直すことで、建物は長持ちします。

外壁の汚れ、ひび割れ、塗料のはがれ、カビなどの症状が現れたら塗り替えの時期です。
そのまま放置しておくと、下地が弱り、塗装の手間も余分にかかってしまいます。
外装塗装は一軒一軒、建物によって使用する塗料の種類や施工方法が異なります。
同じ広さの家でも、木部や外壁の面積が異なり、長く塗り替えていない場合は材料や手間も多くかかります。

人間の皮膚の年齢や状態によって化粧法が異なるように、建物の外装塗装も築年数や状態に合わせて考えなければならないのです。

定期的に実施時期を決めておく方法も

塗り替えの時期は、目視による判断ではなく、定期的に決めておく方法もあります。
木部の多い和風住宅の場合、木部の塗装は3年ごとくらいがよいでしょう。

3年に1度塗ればいつも新築同様に保てます。 漆喰壁は6年目に、木部の塗装と一緒にすれば、足場が使えるので合理的です。
木部が少ない洋風の戸建て住宅の場合、木部の塗装は6年ごと、モルタル壁12ロ年ごとに行うといいでしょう。

最近の戸建て住宅は、室内には木を多く使用しますが、外装はモルタル壁が多く、木部が少なくなっています。
こういう外装は特に、セラミック剤の入った塗料を使用すると15年くらい長持ちするのでお勧めです。
そうすれば15年単位の塗装になります。 壁の塗装臭気を6年に設定する場合には、塗料の材料はセラミックえはなく在来の低汚染弾性塗料で十分です。

外壁塗装工事の流れを知る

外装塗装の工事の手順は、肌の手入れと似ています。
慣れない用語で少し難しいかと思いますが、外壁を肌に置き換えてみると理解しやすいかもしれません。

定期的に行いたいリフォームなので、ぜひ工事の流れまで理解しておきましょう。
モルタルの壁と木部の塗装工事は、標準的な一家(延床面積100㎡の2階建て)で約6日かかります。
大きい家や、形状が複雑な家の場合は、余分に日数をみます。

工事の流れは、まず全面に足場を架けます。 安くしようと足場をかけずに塗装をする業者や職人がいますが、これでは丁寧な仕事はできません。
次に、周囲を汚さないように養生シートで覆い、高圧水洗機でモルタル壁についたほこりや汚れを除去します(古い家の場合は手洗い)。
壁の仕事に入るのは、水洗いの後一日乾かしてからになります。
木部は、はがれだした古い塗料をサンドペーパーでていねいに落とす下地調整をし、下塗りをします。 この後、壁の下地調整に入ります。
ここでヒビ割れの点検、調整をします。

そして、壁を均一に仕上げるため、下地剤(シーラーまたはプライマーという)を塗ります。
壁の寿命を伸ばすためには、このシーラー が非常に大事です。意外と手抜きをされやすい部分なので注意してください。
壁が古い場合、シーラーを通常の倍量程度塗って下地をしっかりさせれば、より長持ちします。
モルタル壁の仕上げ塗料は、ローラーで仕上げるゴム系弾性塗料が主流です。

塗料は、各メーカーから耐久性を高めた製品が発売されています。
カビの発生を防ぐ「防カビタイプ」、汚れを付きにくくする「低汚染タイプ」、水は通さず湿気と空気を通す「透湿度タイプ」など、高機能塗料も出ています。
値段や特徴の違いを業者に説明してもらい、選んでください。
モルタル壁の塗装が終わると木部を専用塗料で仕上げます。

木部が終わると全部の戸様をし、足場を解体し、掃除片付けをして完了です。

外壁とその概算予算を知っておく

前述の標準的な家の場合、木部塗装とモルタル壁の塗装(シリコンセラミック剤)で約75万円です。
古い家の壁で強力用シーラーを多めに塗布した場合には約5万円アップになります。

木部が少し多い場合は、木部塗装とモルタル壁の塗装で約80万円。

数奇屋造りの京町屋風の家は、木部の塗装だけでも約70万円、古い木部になると下地調整のため下塗り剤を十分に入れる必要があるのでさらに10万円アップ。

モルタル壁の塗装を入れて合計約100万円です。

一度専門家に診断を

ここまで、建物の塗装に関して説明してきましたが、あくまで知識です。
建物の状態は立地条件(たとえば海に近い地域、山間の地域)などで変わってきます。
建物ひとつひとつで必要な外壁塗装のメンテナンス方法は変わります。

もし外壁塗装を検討中なら、塗装の専門家の外壁塗装.jp.netに一度点検と見積を依頼すると良いと思います。
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