浴室は家のなかで最も老朽化が進みやすい

日常的に大量のお湯を使う沿室は、家のなかで老朽化が一番早く進む部分です。
築10年から12年くらいでなんらかの補修が必要になり、少なくとも築日年までにリフォームするのが望ましいともいわれます。
タイミングを逃さず浴室のリフォームをすることは、気持ちがよいだけでなく、家の性能維持のためにも効果的です。

ただ、浴室のリフォームには専門家のチェックと職人の確かな技術が必要です。
水漏れや湿気対策がないがしろにされ、後々土台が腐るなどの被害に遭わないように、信頼できる業者を選んでください。
既存の浴室否解体したらその下にある土台がどのぐらい腐食しているか、よく確認した上でリフォームを行わなければなりません。

在来工法かユニット工法か

浴室の全面改修には、在来工法とユニット工法があります。
在来工法は、床にモルタルを塗り、浴槽を設置し、さらに窓の取り付け、タイル貼りなど7~8種の工程を数人の職人によって行うものです。
15~20日ほど日数を要しますが、今までの浴室の広さをそのまま利用でき、自由なプランが立てられます。

一方、ユニット工法は、古い浴槽などを撤去し、ユニットパスを中で組み立てるものです。
ユニットバスの設置そのものは2~3日で済みますが、広さは従来の浴室よりも多少狭くなります。

最近は、ユニット工法が主流です。
製品も改良され、壁厚が薄く、室内が広く使えるようになってきました。
ユニットバスの浴槽の材質には、FRPと人工大理石があります。
人工大理石のほうが、見た目の豪華さ、汚れが目立たない点で優れています。

また、ユニットバスの壁は、鋼板パネルの上にFRP材を型付けしていますが、高級ユニットバスになると二重銅板の間に断熱材をはさんだり、手すりを後付けできたりするものもあります。

予算では解体費用などに注意

ユニット工法による浴室リフォームの予算は、メーカーや機種によって異なりますが、スタンダードな0.75万坪のユニットバスで、本体価格と据え付け工事費で約70万円です。
注意すべきなのは、既存の浴室の解体費用です。 マンションの古いユニットバスを撤去処分するだけなら約5万円ですみます。

しかし、戸建て住宅の在来工法(タイル式)でできた浴室になると、廃材の撤去処分費も含めて約15万円になります。
このほか、浴室暖房乾燥機を付けるなら、ブレーカーから直結する電気工事が必要です。

これは、商品代と工事費を含めて約15万円かかります。
さらに、戸建て住宅でも換気扇を設置することが望ましく、その工事費や、解体後の土間コンクリートを水平にするためなどにも、費用がかかります。
費用以外では、部材をどこから搬入するかに注意してください。
戸建て住宅の場合、既存の浴室の窓から入る場合もありますが、廊下のドアなどをはずさないといけないかもしれません。